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中学入試に出そうな少年少女文学を読むぞー 

息子の通う塾では、ときおり、「今年の入試に出た物語」みたいなプリントが配られます。
それを一番熱心に読んでいるのは私。そして、「息子のためだし、こういう本も読まないとねー」とか何とか言いながら、自分が一番楽しんでおります。

娘のときは、女の子だったからなのか、塾で出た物語文を「ぜんぶ、読みたーい」と言って、よく買ってあげてたのですが、息子は今まで全然そういうことを言ったことがありません。欲しがる本は、冒険、昆虫、恐竜、宇宙みたいなものばかり。同じ小学五年生だったときの娘と息子の精神年齢の違いに結構びっくりです。

そういう精神年齢ですから、物語文の読み取りはあんまりできません。

物語文のポイントは「心情表現」。傍線部で・・・・とありますが、さて主人公はどんな気持ちだったのでしょうか?なんて問題が出ます。○○くんは悲しくて泣きそうでした、なんて書いてあれば超簡単なのですが、さすがに中学受験レベルとなると、このあたりの心情表現がストレートには書いてくれません。

A⇒B⇒Cと因果関係があるところを、物語文は途中のBをすっ飛ばして書いたり、比喩や、情景描写(例:空が晴れ渡っていると、明るい気持ち)などで表現されていることが多いです。

すると、息子はトンチンカンな解答をしてしまうのです。
なんで、その選択枝を選ぶかーー?!というのを選んだりします。

そこで見かねた私、読書大好きお父さんが物語文に慣れさせるために、いくつか本を買ってきました。
これまた中学受験に出る物語文のパターンとしては、主人公が小学生や中学生で、何かの出来事をきっかけに、大人になっていくストーリーが主流です。

私が買ってきた本は以下のとおり:

ダリアの笑顔:お父さん、お母さん、お姉ちゃん、弟くんの4人の視点で家族が描かれていて、家族誰が読んでもストライクな本です。

ダリアの笑顔ダリアの笑顔
(2010/07/17)
椰月 美智子

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小学五年生:重松さんの少年少女文学の真骨頂。これはひところ、よく受験に出たようです。

小学五年生小学五年生
(2007/03)
重松 清

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今ここにいる僕らは:小さな冒険を繰り返す少年の小学一年生から六年生までを綴った物語。田舎の風景と匂いがしみこんでくるような、懐かしさの感じられる物語です。

今ここにいるぼくらは (集英社文庫)今ここにいるぼくらは (集英社文庫)
(2009/05/20)
川端 裕人

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夏を拾いに:スタンドバイミーの日本版。夏の少年のささやかな冒険です。

夏を拾いに (双葉文庫)夏を拾いに (双葉文庫)
(2010/05/13)
森 浩美

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しずかな日々:両親の離婚の危機(ということは書かれてはいないが、多分そういうこと)に、祖父に預けられら少年とその友人の日々。祖父との距離がどんどん縮まってゆくさまと少年の成長がゆっくりと伝わってきます。

しずかな日々 (講談社文庫)しずかな日々 (講談社文庫)
(2010/06/15)
椰月 美智子

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西の魔女が死んだ:これは女の子向けで、娘はとっくの昔に読んでいたようですが、登校拒否になった娘とイギリス人のおばあちゃんとの交流を描いた話。上のしずかな日々の女子版かな。

西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
(2001/07)
梨木 香歩

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トンネルのおじさん「未見坂」収録:これは小学生にはレベルが高すぎる小説。家庭の事情を抱え込んだ子供の視点からの物語。小学生が読むにはちと辛いかな。。。

未見坂未見坂
(2008/10)
堀江 敏幸

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以上、速読おやじの中学受験国語講座でした。
って、なーーーんも解説しとらんけど。。。。


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切れた鎖 田中慎弥(著) 


切れた鎖 (新潮文庫)切れた鎖 (新潮文庫)
(2010/08/28)
田中 慎弥

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芥川賞の受賞会見で物議を醸した著者の態度。
「けしからん」と言う人、「面白い」と言うひと、賛否両論あったわけですが、やはり作家は作品で評価してあげないとね。石原慎太郎氏は嫌いだけど、だからといって作品が大嫌いなわけじゃないようにね(ま、あの描写は好きではありませんが(笑))。

ということで文藝春秋3月号が出る前にということで、三島由紀夫賞を取った表題作の「切れた鎖」と川端康成賞を取った「蛹」を読みました。
いやいや期待以上に強くグリップされましたよ。何か内臓を抉られるような気分というのか、自分の中の汚くイヤらしい部分を見せつけられるようで、、、、それでいて頁をめくる自分の手が止まらない。特に「切れた鎖」は辛かった。ハッピーエンドなおこちゃま小説が好きな私の手に余る作品なのですが、これは脳にべたーーーーっと貼り付いて離れませんわ。

作者は妄想壁があるのか、現実と過去そして妄想が行ったり来たり、これが全く不調和なので、意図されたものだとすると、面白い!
なんか太宰的なデカダンな雰囲気があるような気もするし、谷崎的な耽美さがあるような気もするし。

田中さん、いい作品書くんだから、あんな会見しなけりゃ良かったのになあ。
でも、たぶん、シャイな人なんだと思いますよ。お母様への愛も溢れているようだし。

芥川賞受賞作を読むのが楽しみだ!


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風の歌を聴け 村上春樹(著) 


風の歌を聴け (講談社文庫)風の歌を聴け (講談社文庫)
(2004/09/15)
村上 春樹

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村上春樹のデビュー作。何だか分からないけれど、無性に読みたい気分に。。。
私の読書人生(って大袈裟な)に多大な影響を与えた一冊です。大学生だった頃に、ノルウェイの森がベストセラーになって、当然にそこから遡ってデビュー作にたどり着き、とてつもなく影響を受けた本です。特に、あの独特の文体に感銘を受けました。後で、それはボネガットやブローティガンの影響を受けているということを知りましたが、そんなことはどうでもよく、あの文体に惹かれてしまいました。

特に冒頭は珠玉です!
完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
小説の冒頭といえば、私が一番好きなものに夏目漱石の草枕の「智に働けば角が立つ・・・・」というものがありますが、個人的にはその次に好きな冒頭です。

今でも好きな表現に次のようなものもあります。
文章をかくという作業は、とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。必要なものは感性ではなく、ものさしだ。
文章を書くときに、いつもこの表現を思い出します。

それから細かくは覚えていないけれど、独特な比喩表現も凄くイイ!
また、とにかくこの小説では主人公の僕と鼠がビールを飲みまくるんだよねえ。しかも飲酒運転めっちゃしてる(笑)。これを読むとビール飲みたくなるんですよねえ。

しかし、今や私はこの主人公たちよりずっと年をとってしまった。。。。
その事実に今更ながらに気付いて、吃驚。

僕は・君たちが・好きだ

この単純なフレーズも好きだったりする♪


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世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 【村上春樹(著)】 

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
(1988/10)
村上 春樹

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これまた大学生の時に読んで以来の再読です。
なぜだか突然村上春樹の長編が読みたくなりまして、一冊を選べと言われると、私、やはりこれを選んでしまいます。羊を巡る冒険、ねじまき鳥クロニクル、ベタですがノルウェイの森と、もういっぺん読みたいなあと思う長編はいくつかありますが、世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドは別格だと思っています。

この小説を読む面白さは、そのストーリーもさることながら、「計算士」、「やみくろ」、「一角獣」、「夢読み」などなど、もうわけのわからん単語が何を意味するんだろう?と色々な想像を膨らませることができるところでしょうか。

深読みしようと思えば、いくらでもできるし、スル-しようと思えばスル-できる。
至るところに不思議なキーワードが散りばめられているので、こっちとしては気になって気になってしょうがない。

また二つの物語がパラレルに進行しながら、シンクロしてゆくその構造もとってもユニーク。
初めて読んだ学生時代に、圧倒されっ放しだったのを覚えています。

感想とか書くまでもなく、お腹いっぱいでございます。
やっぱり、久々に読んでもよかったーーーーーーー

この本を読んだ後、地下鉄に乗って、やみくろを探すのが日課になりました(爆)


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夜明けの街で 【東野圭吾(著)】 

夜明けの街で夜明けの街で
(2007/07)
東野 圭吾

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映画化されて、話題になっとりますねー。
映画は見ていませんが、原作は遅ればせながらようやく読みました。

どうしても不倫がテーマのように思えてくる(笑)。
いやあ恐ろしいですねえ。
いえいえ、私は大丈夫ですよ。
不倫なんかする奴は馬鹿だと思ってますから・・・・って主人公と同じ台詞ではないですか?!

まさか、そんなどんでん返しがあるとは。
結構、唖然としてしまいました。

あのー、やっぱり、これ誰に感情移入して読むかというとですね、
やはり、男としては、渡部に寄り添ってしまうわけですよ。
「奥さんにバレたら、どうすんだー、おい、渡部!、しっかりしろよ」
とか語りかけたくなってしまうわけですよ。

一方で、うーん、自分がその立場だったらと。

東野作品を楽しむ前に、もうその話で頭もお腹も一杯ですわ(笑)

さて、この本は実は奥さんも以前に読んでおりました。
夫婦で、この本について、徹底的に討論・・・・・するわけないよねー。

ひっさびさにドキドキしながら読みました。。
みんなこの小説、ミステリーとしてではなく、自分に置き換えて読んだんだろうなあ(笑)

余り、この小説に切りこんでゆくと危険な感じがするので、この辺でやめときまーす(爆)


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