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2013年4月に読んだ本(18冊) 

マンスリーブログの時間でございます。今回も一カ月貯め込んでいたので長いっす・・・

4月も3月程ではないにしろ読みました。テニスを再開したので読書の時間は少なくなった筈ですが、何せ僕には”ながーーーーーーい”(笑)通勤時間という強力な武器がある。読書のために準急や急行をスキップして普通に乗りこむことが多いので、朝は70-75分、帰りは60分とたっぷり!だから僕の通勤用リュックには常に本が2冊とKindle Paperwhiteが入っています。

さて、読んだ本のジャンルを見てみると、割とバランスが取れてる(後半の村上春樹フィーバーを置いておいて)かな。今月からじっくりと論文集みたいなものも読まないかんなということで、一橋ビジネスレビューとハーバード・ビジネス・レビューを読むことにしました。実は僕の家では新聞を取っておらず(あ、朝日小学生新聞は取っております)、またいわゆる週刊誌(ビジネス週刊誌も含む)も読まずなので、新しい知識は書籍から入れるだけ。大きな声では言えませんが、金融業界に属していながら日経新聞も読まんのです(笑)。一時期、読んでいた時期もありましたが、つまらんし(そういう問題ではないが)、結局翌週とか翌月になったら殆ど価値の無い情報になってしまうし、こんなもんに月4000円も払うのはもったいない!と止めてしまったのです。日経読んでいないと時折マズイこともありますが、まあ僕以外の殆どの人は読んでるし、「まっ、いいかー」と達観しております。

そうそう論文集を読むことにしたのは質の高い、そしてタイムリーなモノの考え方を知識として学ばないかんなと思ったからです。で、読んでみると、これが結構面白い。書籍だとどうしても、何を読むかについて自分自身のバイアスがかかってしまうので、偏ってしまいます。でも論文だといやおうなく、色々な人の意見を知ることができるので、とても興味深いです。論文といったって、とっても分かりやすく絵や図も多いので、大人の知的絵本みたいな雰囲気ですけどね(笑)

そして、今月のベストはビジネス書ではジャレド・ダイヤモンド著の「昨日までの世界」。この人の著作は奥が深く、また世界観が広い。生物学者と歴史学者と社会学者を足して3で割ったような見解だから、とても深みがある。ニューギニアなどの伝統的社会の生き方には学ぶべきことは多いし、また元から人類が持っていた本能やスキルを思い出させてくれる。面白かった箇所の一つに”塩”についての記述があった。かつて”塩”は極めて貴重なものでありながら、なかなか収集するのが難しい時代があった。そのせいで人類は”塩”を体に蓄積しようとする能力が備わっている。。。ということで自由に塩が手に入る時代、当然塩分過多になってしまいます(笑)。それから、狩猟民族だった時代、いつ何どき飢えるかわからない時代には、食べ物が手に入るとできる限り食べつくすという性質が人間には残っております。そのせいで、でぶっちょ(失礼)が増えるんですと。。。

さて小説では村上春樹の新作です。今回を機に、ノルウェイ以降の長編とこれまでの全短編を再読しようというキャンペーン(誰に何もあげないキャンペーンですが)を開始。もう日夜、村上春樹ですわ。もう泥沼から抜けられません。誰か助けてーーーーー。

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4946ページ
ナイス数:25ナイス

ベンチャーキャピタルによる新産業創造ベンチャーキャピタルによる新産業創造感想
今週とあるカンファレンスでパネリストを務めることになり、やや専門外のことも話すので、知識を仕入れるために速読!最近、数学に凝っているので、普段喋ってることをこんな風に数式でさらさらっと説明してあると、とても頭がスッキリ!数学ってやはり論理的なモノなんだと改めて実感。さて、ベンチャーキャピタルについては日米比較で言うと、もう100倍くらい数字が違います。質も量も、、、、あのシリコンバレーの雰囲気を日本でも見たいものです。っていうか、お前が頑張れ!という話なのですが。はい、頑張ります。
読了日:4月2日 著者:鈴木友子


その日のまえにその日のまえに感想
涙を流したいとき、確実に泣ける本。僕にとって重松清のこの本は心のデトックス。主人公の家族の年齢がほぼ僕にとってビンゴ。数年前に読んだ時よりも、更に現実味が感じられ、もし同じ状況だったらと涙を流さずにはいられません。田園都市線の帰りの電車で涙ポロポロ流してしまうサラリーマンってどうよ。。。最愛の妻が癌で亡くなる「その日」を迎えるまでの夫婦の葛藤、余りにもリアリティーがありすぎて。。。さて、自分だったらどう受け止めるのか?逆の立場だったらどうするのか?せつなくて悲しくて、でも透き通った愛おしい物語。
読了日:4月2日 著者:重松 清


子どもの未来を守る―子どもの貧困・社会排除問題への荒川区の取り組み子どもの未来を守る―子どもの貧困・社会排除問題への荒川区の取り組み感想
日本の子供の相対的貧困率は15%だといいます。食べ物にも困るような絶対的貧困ではないにしろ、例えば修学旅行の費用を払ったり、習い事をしたり等をすることに苦労している家庭がそれほどあることを以前知りましたが、特に荒川区はその貧困率が高いようです。貧困の連鎖を止めるべく荒川区が行政としてやったことは、今後多くの地区でヒントになるかもしれません。私もこうした子供たちに安価で質の高い教育機会を与える活動に携わろうと思っていますが、やはり行政との連携は欠かせないようです。本当に地道な活動だなあと感心しました。
読了日:4月5日 著者:


一橋ビジネスレビュー 60巻3号(2012 WIN.―日本発の本格的経営誌 日本のものづくりの底力一橋ビジネスレビュー 60巻3号(2012 WIN.―日本発の本格的経営誌 日本のものづくりの底力感想
”日本のものづくり”神話はもう崩れてしまった。。複数の白物家電メーカーの衰退を目の当たりにする度にそう思っていました。が、そうじゃない!ってことも・・・。ものづくりと言っても、(この論文では小難しく)モジュール型とインテグラル型があって、単純なモジュール型は付加価値が付けられないからアジアに負けちゃうけど、複雑なインテグラル型(車等)はまだまだ強いぞ!みたいなね。円高と賃金の高さというハンディのうち、円高は少し薄れてきました。ものづくりといっても、付加価値の高い設計や基礎部分の製造は強い!!と思いたい。。
読了日:4月5日 著者:


知の逆転 (NHK出版新書 395)知の逆転 (NHK出版新書 395)感想
世界の頂点にいる知識人たちの「知の泉」に少しずつだけど触れることができる本。インタビュー形式なので、理解はしやすいものの、後で振り返ってみると、あれ・・・・・ってな感じ。奥深いところでは理解できてないな。。チョムスキーさんって読んだことないけど、戦争に対して(ナイーブでない)知識人があれだけNOと力強く言えるのは凄いと思う。原爆投下は人類史上最悪の犯罪だとかね。核抑止力なんてもってのほかだと。だからアメリカでは反米的として嫌われているらしい。
読了日:4月9日 著者:ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン


流星ワゴン (講談社文庫)流星ワゴン (講談社文庫)感想
妻とは離婚を言い渡され、子供は家庭内暴力、会社はリストラされてしまう。人生に行き詰った主人公は「死」を考えるが、そこで出会うのが不思議な流星ワゴン。そこでは、主人公は過去に戻ることができ、人生が崩れてゆく様を何とか食い止めようとするが、過去は変えられないことに愕然とする。僕だって、「あの時、ああしていれば」と思うことは何度もある。けれども、どうやったって過去は過去。過去は事実として受け入れなければいけないけど、いま生きているのは現在。そして変えられるのは”未来”なんだと。せつなくて美しい小説です。
読了日:4月9日 著者:重松 清


仕事が速い人のすごい習慣&仕事術仕事が速い人のすごい習慣&仕事術感想
たまたま著者に会う機会があって、せっかく会うんならその前に一冊は読んでおかないと失礼にあたると思い、大急ぎで読んだ本。この手の本はもう結構読みつくした感があるので、さほど目新しいことは書いてはいないが、改めて”時間の使い方”の重要性を認識。さて、著者にお会いした感想ですが、すごくバリバリーーのイメージと思にっていたのが、意外とソフトで何だか肩すかし(笑)
読了日:4月11日 著者:浜口 直太


スプートニクの恋人スプートニクの恋人感想
新刊が書店のどこにも売ってない。。でも村上春樹の文章に触れたい、ということでさらっと読めそうな長編を一冊手に取りました。もう14年も前の作品なんですね。当時は殆ど印象に残らなかったのですが、「あちら側の世界に消えてしまう」という事がどういうことなのか、読後もすっきりとせず考え込んでしまいました。相変わらず理不尽なエンディングなのですが、唯一覚えているのは、森の奥から聞こえてくる奇妙な音楽。これまた何かの象徴なんでしょうか。また、これも相変わらずですが、ひとつひとつの文章に出てくる比喩表現。春樹ワールドだ!
読了日:4月14日 著者:村上 春樹


「象の消滅」 短篇選集 1980-1991「象の消滅」 短篇選集 1980-1991感想
初期の短編作品って、長編もそうだけどどことなくアメリカ文学の匂いがして、僕は最近のものより好きです。文章のひとつひとつが研ぎ澄まされているようで、意味が分からなくても、すんなり世界に入ってゆける。どの作品も好きだけど、タイトルだけでいうなら「午後の最後の芝生」とか。表題作の「象の消滅」はNHKラジオ講座でいま英語でもじっくりと読み込んでいるところです。お話として一番好きなのは「踊る小人」。一緒に踊っている女の子が醜く変わるシーンで、思わず顔を歪めちゃう。「パン屋再襲撃」なんか滅茶苦茶だね(笑)
読了日:4月17日 著者:村上 春樹


昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来感想
ニューギニア島の山奥ではいまだに先進国側の人間からすると未開の社会がある。それを伝統的社会と呼ぼう。伝統的社会における紛争の解決法、戦争、子育て、高齢者のケア等の事例は、今の先進国の社会でも見習うべき点が多いのではないかと感じた。例えば紛争の解決法として、紛争の当事者は基本的に顔見知りなので、その後も関係が持続することを目的として解決する。刑罰の意味合いが我々の世界では抑止力や正義が問われるのに対し、そうではないようだ。嬰児や高齢者を殺すという話はおぞましいものもあるが、彼らの生活上は理に適っているとも。
読了日:4月18日 著者:ジャレド・ダイアモンド


東京奇譚集東京奇譚集感想
意外と一番のお気に入りの短編集かも。こういうファンタジーというか、世にも奇妙な物語的な話が大好きなので、久しぶりに読んだけど、あー、これこれ!ってな感覚が蘇ってきた。個人的なイチオシは「偶然の旅人」。舞台はうちの近くのモールかもしれんので(笑)
読了日:4月21日 著者:村上 春樹


神の子どもたちはみな踊る神の子どもたちはみな踊る感想
阪神大震災にインスパイアされて綴られた短編集。僕もあの時、西宮にいたのでその衝撃は分かる。その衝撃がこういった小説に変わっていったんだ。すぐそこにある「死」が、クローズアップされていたような気がする。何気ない日常を一瞬にして奪ってしまう地震、、3.11でも改めて実感した事実だ。最後の「かえるくん」の話、楽しく読めました。村上春樹は動物の擬人化はよく使う手ですが、このかえるくんはとても共感が持てました。NHKラジオ講座の「英語で読む村上春樹」でも取り上げられる予定。どんな英語になっているんだろうと興味深々。
読了日:4月21日 著者:村上 春樹


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年感想
元々短編を書こうと思っていたものが長くなったと著者も云ってるとおり、1Q84やねじまき等の元からの長編作品とは趣が違う。その辺のところをはき違えると、酷評になってしまう。枚数的には今や中編(?)の国境やスプートニクに近い作品群かと思った。過去の事実に正面から立ち向かう多崎つくるは、これまでの厭世的な主人公とは異なる。僕も年齢を重ねたこともあり、多崎の苦悩を外側ではなく内側から読み取れた。これが出来るか出来ないかで作品の味わい方は異なるのではないか。でもね、僕は村上氏の文章がたまらなく好きなんですよ、結局。
読了日:4月21日 著者:村上 春樹


国境の南、太陽の西国境の南、太陽の西感想
初読は24歳のとき。主人公は37歳。おいおい、僕はもう主人公の年齢をあっという間に通り越してしまったよ。何という事だ。24歳のときにはまるで分からなかったことが、今は分かる。過去に置き去りにしてきた忘れ物と向き合うストーリー、、あれっ、これって新作の多埼つくると同じ展開か。過去を取り戻そうとして、現在を失いかけ、そして過去は永遠に戻ってこないことを悟らされる。何だか心を締めつけられる。そして、僕がもう24歳でも37歳でもないことに愕然としてしまうのだ。村上春樹の再読、さて、次は「ねじまき鳥」に決定!
読了日:4月23日 著者:村上 春樹


一橋ビジネスレビュー 2013年SPR.60巻4号: 特集 クロスボーダーM&A一橋ビジネスレビュー 2013年SPR.60巻4号: 特集 クロスボーダーM&A感想
最近のM&Aはクロスボーダーがキーワード。2012年は過去最大の件数・金額になったようです。円高の影響と思いきや、それは結果論のようで、一番は縮小する日本市場だけでなく世界に打って出なければという販路拡大のためというのが一番の理由のようです。日本人は海外企業の買収が下手くそという定説(?)を覆してくれる論文もありました。色々なやり方があるけれど、国内M&A以上に”人心を掌握する”ことが何よりも重要なのではと感じました。全部管理するのもダメだし、全部任せっきりもダメ。このあたりは経験が必要なんでしょうね。
読了日:4月25日 著者:


ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編感想
「ねじまき鳥と火曜日の女たち」の短編を元に長編化された作品です。他の短編に出てくる登場人物がそのままこの長編にも出てくる。このあたりのクロスオーバー感が村上ファンにはたまらない。老人の語りによる戦争の追憶シーン、特に”生きたまま皮を剥がれる”ってところが、一番印象に残っていて、今でも時々思い出して気持ち悪くなる。得体のしれない暴力の一つの例として使っているのか。とにかく、まあ変な人たちが沢山出てきますが、この非日常感、ファンタジックなところもいちいち面倒くさくて(笑)、楽しめます。
読了日:4月25日 著者:村上 春樹


昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来感想
「宗教」「言語」について。宗教の定義って本当に難しい。著者は、宗教と”超越的存在”はやはり切り離されないと云う。それが社会秩序を維持するために変化していったのか。”戦争の正当化”も宗教の役割の一つのよう。世界には7000の言語があるらしい(えーっ!!)が、かなりの言語が消滅の危機にあると。センチメンタルな議論ではなく文化的な崩壊⇒社会問題を回避するためにも言語を救わねばと著者は述べる。チャーチルの有名な演説を例にとって、あれがドイツ語だったら英語との地位が逆転していたかも?とにかく知的好奇心が震える作品!
読了日:4月26日 著者:

ジャレド・ダイアモンド
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2013年 05月号 [雑誌]Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2013年 05月号 [雑誌]感想
新卒で会社に入って定年まで働き続けるという伝統的なキャリア形成は、もはや昔話になってしまうのかもしれない。と、既に一度転職した私はそう思うのですが、じゃあ、何がゴールなのかと問われると答えに詰まる。元マッキンゼーの伊賀氏はキャリア形成のステップとして(1)職業人生で達成したい「使命」を明確に(2)使命の達成を自分の職業に(3)職業人生におけるコントロールを自分で、が必要だと。まず私の場合は(1)を考える日々。そしてそれが出来たら、どうやって価値を作れるのかを考えて(2)に行きたいものだ。
読了日:4月29日 著者:

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